逓信省営繕課
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逓信省営繕課(ていしんしょうえいぜんか)は、日本の明治期から戦前と戦中にかけて、郵便・電信・電話の各事業を管轄していた逓信省において、局舎等の施設を設計担当していた官僚の建築技師集団。内匠寮、大蔵省営繕管財局とともに、時代をリードする個性溢れる建築家を多く擁していた[1]。
- ^ 向井覺編著『逓信建築年表1885~1949』東海大学出版会、2008
- ^ 逓信省営繕課における設計の標準化をめぐって (PDF)
- ^ a b 齋藤隆司, 古阪秀三、「郵政における「建築生産システム」の変容に関する考察」 『日本建築学会計画系論文集』 2016年 81巻 721号 p.723-731, doi:10.3130/aija.81.723
- ^ 逓信省の本庁舎は工部省営繕課設計で東京木挽町に1885年(明治18年)に竣工したが、明治40年に焼失している
- ^ 郵政建築年表 (PDF)
- ^ 小原誠, 丹羽和彦 「「分離派風局舎」と逓信省営繕の建築 : 大正後期の逓信省建築に関する研究 その2」 『日本建築学会計画系論文集』1999年 64巻 516号 p.257-264, doi:10.3130/aija.64.257_1
- ^ 内田祥哉, 長島明夫、「インタヴュー 吉田鐵郎の平凡、官庁営繕の公共性 (特集 平凡建築) 『建築と日常』 (5), 6-20, 2018-05, NAID 40021564167
- ^ 「兄事のこと」(対談集「建築をめぐる回想と思索」新建築社1976年)
- 1 逓信省営繕課とは
- 2 逓信省営繕課の概要
- 3 参考文献
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