退所後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 05:31 UTC 版)
その後、自宅に戻った被害者の少年は、堀越学園に入学し中学3年になり、まじめに登校を続けた。しかし1986年5月初め、長髪検査による「身だしなみ点検」の際、些細な理由で教師から体罰を受ける。同級生が髪の毛が長い事で丸刈りにしろと怒鳴られて言われていたのを横で見ていた少年が「そんなの関係ないとよ」と茶々を入れ、同級生を庇った。少年の態度に激怒した教師が少年の顔を強く殴ったという。少年は鼓膜に穴が開く被害を受ける。病院で緊急手術をするが鼓膜に穴が開いたため治らず片耳に難聴の後遺症が残った。片耳が聴覚障害となった事がショックになり、それをきっかけとして少年は大人に対し再び不信感を抱く様になり再び不登校になり、飲酒やたばこを吸うなどの非行や家庭内暴力に再び走って行った。
※この「退所後」の解説は、「不動塾事件」の解説の一部です。
「退所後」を含む「不動塾事件」の記事については、「不動塾事件」の概要を参照ください。
- 退所後のページへのリンク