近郊化改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:45 UTC 版)
1982年11月15日国鉄ダイヤ改正では九州地方の、1985年3月14日国鉄ダイヤ改正では東北・北陸地方の電車急行が全廃となった。捻出された本系列は普通列車で運用されている旧型客車の置き換えに転用されることになり、1983年から一部車両に以下の近郊形対応改造を施工した。 洗面所の撤去。 車端部座席のロングシート化。 吊手の新設や一部車内仕切りの撤去。 なお、走行性能には手が加えられていないため、近郊形対応改造後も営業最高速度110 km/hは変わっていない。このため、それまで100 km/hであった近郊形普通列車の最高速度が引き上げられるという効果もあった。 他系列からのクハ455形改造車では近郊化改造と同時施工したケースのほか、地方都市圏の輸送改善を目的に車体更新によって近郊形電車に改造した例もある。詳細は国鉄413系・717系電車を参照。
※この「近郊化改造」の解説は、「国鉄457系電車」の解説の一部です。
「近郊化改造」を含む「国鉄457系電車」の記事については、「国鉄457系電車」の概要を参照ください。
- 近郊化改造のページへのリンク