近年の郊外
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:35 UTC 版)
1950年頃までのトゥールーズはコンパクトな都市域の周囲に広大な田園地帯を有するコミューンであったが、その中に点在する小村(プヴルヴィル、サン=シモン、サン=マルタン=デュ=トゥシュ、ラルデンヌなど)および別荘地(レヌリー、ピュルパンなど)、さらに直線状に伸びる国道を元にベッドタウン化が進むこととなった。住宅地は新たに誘致された大学・医療施設・工業地区(軍需および航空機産業)を結ぶトラム路線に沿って広がり、このトラムは近隣都市(西のコロミエ)まで伸びている。 数十年間にわたる経済成長と大幅な人口増加は、インフラストラクチャーと住宅事情の変化および産業化(一帯の急速な開発)をもたらし、アンパロやジョリモンといった団地の造成、また1958年から1970年にかけて進められた二つの都市計画(ル・ミライユとコロミエ)の原動力となった。1980年代から1990年代は、郊外住宅地の拡大と、バイパス道路周辺の市街化をもたらした不動産事業が特筆される。
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