近代日本の思想と文学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 08:05 UTC 版)
1959年8月 岩波講座『日本文学史』第15巻に発表 プロレタリア文学の問題を題材に、小林秀雄の論なども参照しながら、近代日本の文学と思想の関係性とその特徴について論じる。政治学者の苅部直は、本論考にはこの時期以降の丸山が重視した「他者感覚」(「他者意識」)が主題化されていることを指摘している。また、米原謙は、本論考は丸山の戦後日本におけるマルクス主義の持つ力の減退という認識を反映していることを指摘する。
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