近代日本におけるアルファ化米と民間転用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 20:23 UTC 版)
「アルファ化米」の記事における「近代日本におけるアルファ化米と民間転用」の解説
第二次世界大戦当時の大日本帝国軍から、1944年に「火力を利用せず、炊飯を行わずに食べられるご飯」を大阪大学産業科学研究所の二国二郎と尾西食品に依頼し、アルファ化米が開発された。1945年の終戦までに尾西食品は6200トン(7000万食分)を納め、尾西食品の類似商品である「もちの素」まで含めると2万7300トン(約3億食分)が軍に提供された。終戦後には民間向けとしても用途を広げ、学校給食やキャンプ・登山時の携行食などに利用された。
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