車体・車内設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/11 04:48 UTC 版)
車体外観は600形と基本的には同一であるが、600形は全車が運転台付きで製造されたのに対して、700形では編成中2両を運転台なしの中間車としており、中間車については600形をもとに新たに設計している。 塗装は、製造当初は当時の西鉄一般車両標準のクリーム色とあずき色のツートンカラーであったが、後に5000形と同様、アイスグリーンを基調にボンレッドの帯を巻いたものに変更された。また1977年(昭和52年)には600形と同様に前照灯・尾灯の形状および設置位置の変更、前面・側面上部への自動方向幕の設置が実施されている(改造内容の詳細は600形の項を参照)。 車内の座席はすべてロングシートとなっている。また600形631編成とともに、製造後間もない1972年12月に冷房装置が設置されており、大牟田線初の冷房付き車両となった。定員は先頭車140人、中間車150人となっている。 600形の後期車と同様、先頭車は新造当初から前面下部にスカートを装着した。
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