車体・走行機器等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 17:48 UTC 版)
「近鉄1422系電車」の記事における「車体・走行機器等」の解説
走行機器面では1422系に引き続き、三菱電機製のインバータ装置を搭載している。歯車比は5.73に戻り、主電動機はMB-5035AまたはMB-5035B、台車は両抱き踏面ブレーキ式空気バネ台車のKD-96系または全軸片押し踏面ブレーキ式ボルスタレス台車のKD-306系を装着する。以上の機器構成はシリーズ21登場前までこれが標準軌線VVVF制御車両の標準となった。1230系と同様に1435系、1436系、1437系、1440系と細かく分類されることが多い。 1435系(1992年3月登場、1435Fのみ)補助電源装置がSIV(静止型インバータ)BS-483Q形(70kVA)に改良。 1436系(1993年3月登場、1436Fのみ)Tc車のディスクブレーキを1軸1ディスクとしたボルスタレス台車を採用、滑走検知装置や踏面清掃装置も搭載。 1437系(1993年9月登場、1439F・1441F - 1445F)Tc台車のディスクブレーキを1軸2ディスクに変更し(後に1ディスクに改造)、滑走検知装置は省略し踏面清掃装置を標準装備。 1998年1月に登場した最終編成の1445Fは車内乗務員室側仕切り窓の小型化、Tc台車ディスクブレーキの各軸1ディスク化といった5800系の車両設計を踏襲した。 1440系(2006年9月登場、1437F・1438F・1440F)1437系の名古屋線ワンマン運転対応編成(後述)。
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