車体・設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/22 02:51 UTC 版)
「熊本市交通局50形電車 (2代)」の記事における「車体・設備」の解説
車体は前面の運転台下部を残して完全に撤去された床板のみで、中央扉にあったステップは外板と共に埋められた。前面は下部中央に旅客車両よりやや小さめの前照灯を備え、尾灯は左側に赤色一灯型を備えるが、元々が落成(ツーマン)時代がそのスタイルで、ワンマン改造時に昭和30年代から昭和50年代のバスに取付られていたウインカー及びテールライトを前面下部の左右に取り付けられ、尾灯が赤色、制動灯が橙色に区別されたが、花電車へ改装する際に落成時の左側に赤色一灯に戻された。(詳しくは1060形で述べている。) パンタグラフは改造時に旧型車両と同様、田崎橋・上熊本駅寄りに移設し、向きも同じ方向となっていた。 運転台は完全なオープンエアータイプとなっているが、実際の運用時には花電車としての装飾が行われるため、屋根のみ設置された状態で運行していた。 また排障器は、51と53が現在の旧型車両の殆どが同じタイプの物を取付ているのに対し、52は1080形1085と同じ楕円形のものを装備していた。
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