車いすフェンシングとは? わかりやすく解説

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くるまいす‐フェンシング【車椅子フェンシング】

読み方:くるまいすふぇんしんぐ

車椅子専用の台に固定して上半身だけで行うフェンシング。台は調節が可能で、競技者の腕の長さ応じた対戦者間の距離と、向き合う角度設定するパラリンピック正式競技

車椅子フェンシングの画像
撮影Sport the library [CC BY-SA 3.0] https://goo.gl/463mHB

車いすフェンシング

車いすフェンシングは、ピスト競技コート)車いす固定し上半身のみでフェンシングを行うスポーツ
種目は、フルーレ(メタルジャケットを着た胴体のみの突き男女種目)、エペ上半身突き男女種目)、サーベル上半身突き斬る男子のみ)の3種目があり、一般競技規則準じて行われている。ユニフォーム、剣、マスクなどは一般フェンシングと同じものを使用する

車いすフェンシング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 06:07 UTC 版)

エペ(2013年)

車いすフェンシング(くるまいすフェンシング)は車椅子をピストと呼ばれる床に固定し上半身のみを使って競技するフェンシングで、障害者スポーツのひとつ。夏季パラリンピック正式種目である。パラフェンシングとも呼ばれている。

一般のフェンシング同様、フルーレ(突きのみ)、エペ(突きのみ)、サーブル(突きと斬り)の3種目からなり、競技規則をはじめ、剣やマスク、ジャケットなどの用具も共通している。

車いすフェンシングはイギリス、ストーク・マンデビル病院の医師ルートヴィヒ・グットマンによって発展した。パラリンピックでは、1960年ローマパラリンピックより競技が行われている[1]

派生競技

  • ソフトパラフェンシング-「ソフトパラフェンシングの普及。東京2020オリパラ大会のレガシーを後世に伝える。」を活動目的に、帝京平成大学健康医療スポーツ学部馬場宏輝教授によって、考案された競技。用具はスポンジ素材の剣、マスクの代わりにフェイスシールドを用いる。剣を持っていない方の手にカップに乗せた球体の非接触型転倒ライト(紙風船などの簡易的な球体)を持ち(持ち手)、剣に触れて点灯(接触)したら1点入る。持ち手側の肘にエルボーという球を椅子ではさみ、落としたら相手に一点入る。という独自のルールがある。[2]

脚注

  1. ^ International Paralympic Committee. “Wheelchair Fencing”. 2008年9月3日閲覧。
  2. ^ 日本ソフトパラフェンシング協会公式ホームページ”. 2024年2月14日閲覧。

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