踊る大捜査線シリーズとの関わり
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「松本晃彦」の記事における「踊る大捜査線シリーズとの関わり」の解説
1997年にフジテレビ系で放送された「踊る大捜査線」は、彼の名を一気に広めた作品となった。それまでの刑事ドラマ音楽の代表であったのは「太陽にほえろ!」や「西部警察」であったが、テーマ曲『RHYTHM AND POLICE』(JASRAC作品コード049-0585-7)は同作品の代表曲となった[リンク切れ]。またテーマ曲以外の劇中音楽も広く知れ渡ることとなり、1997年から2003年にかけて発売されたアルバムは、総計100万枚を突破し日本のサウンドトラックとしては異例の売り上げを記録。10年以上たった今でも、テレビ番組などで耳にする機会が多い。 なお、メインテーマ曲RHYTHM AND POLICEはメキシコの作曲家ロレンソ・バルセラータ(Lorenzo Barcelata Castro)が作曲作詞した『エル・カスカベル』(El Cascabel;JASRAC作品コード0K3-4404-1)との類似が指摘されているが、すでに著作者であるロレンソ・バルセラータの死後50年が経過しているため、1994年の時点で、日本国内における『エル・カスカベル』の著作権は消滅している。 また1998年、2003年には同ドラマの劇場版にも参加。どちらも日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞している。 また2005年に制作されたスピンオフ作品「交渉人 真下正義」、「逃亡者 木島丈一郎」、「容疑者 室井慎次」にも参加した。 ただし、2010年夏に公開された劇場版第3作以降、劇場版は菅野祐悟が担当。しかし「Rhythm And Police」「G-Groove」「C.X.」「OTOBOKE」など踊るに代表される楽曲などは松本自身の手でトラックダウンされて使用された。また劇場版第3作では、主題歌の「Love Somebody CINEMA Version III」を担当した。
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