河野海岸有料道路とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 路線 > 道路 > 一般国道 > 河野海岸有料道路の意味・解説 

河野海岸有料道路

(越前・河野しおかぜライン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/07 01:50 UTC 版)

国道305号標識
南越前町大谷から同町河野側を望む(2011年平成23年)撮影)
南越前町大谷から敦賀市元比田側を望む(2011年(平成23年)撮影)

河野海岸有料道路(こうのかいがんゆうりょうどうろ)は、福井県敦賀市大比田から同県南条郡南越前町河野に至る延長9.2 kmのかつての有料道路(一般有料道路)である。愛称越前・河野しおかぜライン(えちぜん・こうのしおかぜライン)、無料化された現在は道路の通称としても使用される[1][2]。路線名は、起点側3.3kmの福井県道204号大谷杉津線(新道)と、終点側5.9kmの国道305号(支線)とに分かれる。

概要

福井県嶺南地方、およびその先の近畿中京方面と、越前海岸沿岸に散らばる景勝地との最短経路として、主に観光需要喚起のために事業化、1978年昭和53年)に供用を開始した[3]。本道路自体も越前加賀海岸国定公園に指定されている切り立った断崖が続く海岸線にほぼ沿っているが、湾曲部を海上橋、突出部をトンネルによって短絡している箇所もある。2車線で、福井県道路公社の管理下にあったが、2008年平成20年)9月30日に無料開放された[4]。高波で通行止めになることもしばしばある。

歴史

接続道路

起点側は県道大谷杉津線現道(敦賀市街方面)に直結、その先国道8号(大比田交差点=旧敦賀道路料金所跡付近)に接続している。

交通量

  • 2006年度
    • 普通自動車 : 149,034台
    • 大型車 : 4,503台
    • 自動二輪車、軽車両等 : 931台
    • 料金収入 : 130,884,412円
    • 管理業務費 : 100,905,607円

脚注

  1. ^ a b c “越前・河野しおかぜライン8月26日に通行止め解除 県道今庄杉津線も、上旬の大雨で土砂流出”. 福井新聞ONLINE. (2022年8月25日). オリジナルの2022年8月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220825135133/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1616637 2022年9月15日閲覧。 
  2. ^ a b c “きょう通行止め解除 しおかぜライン、今庄杉津線 土砂流出の応急工事完了”. 日刊県民福井Web. (2022年8月26日). オリジナルの2022年8月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220826014852/https://www.chunichi.co.jp/article/533365 2022年9月15日閲覧。 
  3. ^ a b 『福井県史 年表』福井県、1998年1月30日、451頁。 
  4. ^ a b 広報南えちぜん 平成20年(2008年)10月号” (PDF). 南越前町役場. p. 13 (2008年9月25日). 2022年9月15日閲覧。
  5. ^ 敦賀市勢要覧 2022” (PDF). 敦賀市. p. 25 (2022年). 2022年9月15日閲覧。

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「河野海岸有料道路」の関連用語

河野海岸有料道路のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



河野海岸有料道路のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの河野海岸有料道路 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS