財源・資源の確保
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 15:43 UTC 版)
山の広場は制作者の自主財源により制作された。しかし、実際には制作者自身が拠出できる資金や人員だけでは完成は困難であったため、制作に対して地域の理解を得るために説明会を行ったり、ボランティアの参加を呼びかけたり、再利用可能な物資や機材を自身で調達したりといった工夫がなされた。制作期間の16年間を通して、のべ2,000人以上のボランティアが参加した。山の広場の活動に共感した人々が集まり制作に関わったことは、作品が地域に受け入れられ、山の広場を中心とした新たなコミュニケーションが生まれることにも貢献している。 有志の協力により、様々な資材の利用が可能となった。例えば、作品の敷地も、知人より提供されたものである。基礎工事の段階では、地盤強化のため、ボーリング後電柱を地中に埋め込んだが、その際はNTTの電柱が再利用された。反響板や窯の制作時の足場やテントも寄付されたものであった。反響板の材料である粘土も、本来は廃棄されるような、商品として成形に難があったものが再利用されており、組合[誰?]から安く譲り受けたものである。
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