豪雪うどん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/09 07:10 UTC 版)
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豪雪うどん(ごうせつうどん)は、北海道倶知安町の名物うどん。土産物の定番品でもある。元々は、農家の家庭料理(郷土料理)でんぷんうどんである。
概要
麺の主成分がジャガイモデンプン(片栗粉を参照)のうどんである。倶知安の土産物の定番品としても販売され、親しまれる。地元の名産品「男爵芋」を使用することで地域活性化にも貢献している。近年は知名度を上げるために北海道内限定であるがCMも制作している。
発祥由来
うどんの原料は通常ならば小麦粉であるが、倶知安町はジャガイモの一大産地であり、小麦よりも容易に入手が可能であった。 ジャガイモから精製されたデンプンを使用する家庭料理(でんぷんかき、いももち・でんぷんうどんなど)の定番品として使用され、振舞われていた。
農家で食されていたでんぷんうどんを、当地名産のジャガイモ「男爵」を使用して「豪雪うどん」と称し初めて提供したのが「ホテル第一会館」である。名称の「豪雪」は、倶知安町が北海道有数の豪雪地帯であることに由来し、さらに白く透き通った麺を雪に見立てたものである。
特徴
- 麺
- 釜揚げうどんには不向きであり、一度冷水にて麺を引き締めなければならない。
- 茹で上がりは、プリプリとした食感と白く透き通った麺が特徴である。
- 一般販売品である製麺は、一般的なうどんに比べると茹で時間が長い(約10分程度)。
- 麺の成分
- ジャガイモでん粉95%・小麦粉5%
脚注
外部リンク
豪雪うどん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:26 UTC 版)
ジャガイモの一大生産地である北海道羊蹄山麓で、昔から農家の家庭食として「でんぷんうどん」なるものが食べられてきた。ジャガイモのでん粉と小麦粉などの配合を調整し、時間がたってもおいしく食べられるように改良されたもの。羊蹄山麓が豪雪地帯であること、麺の見た目が雪を連想させる半透明であることが名前の由来である。近年は独自のテレビCMも制作され、道内外での知名度も高まってきている。
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