豪雨災害と脱ダム宣言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 03:07 UTC 版)
「平成18年7月豪雨」の記事における「豪雨災害と脱ダム宣言」の解説
長野県では、岡谷市を中心とした諏訪地方全体で、死者・行方不明者11名、床上浸水1,043棟を出す被害となった。当時の長野県知事は脱ダム宣言を掲げた田中康夫であり、森林整備を中心とした災害対策(このこと自体は理に適っている)に重点を置き、土砂災害を直接的に抑止する砂防堰堤や治山ダム等の予算を大幅に削減していたこと、また、1ヵ月後に知事戦に出馬した村井仁の「災害対策を怠った結果であり、天の戒め」との発言もあったことから、 災害自体が田中康夫批判の材料のひとつとなった。結果的に田中康夫は知事選で敗北を喫した。
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