豊洲市場千客万来施設事業「豊洲江戸前市場」
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「万葉倶楽部」の記事における「豊洲市場千客万来施設事業「豊洲江戸前市場」」の解説
築地から移転する豊洲市場の「千客万来施設事業(6街区)」予定者として、当社を代表企業とする「チーム豊洲江戸前市場」が2016年3月4日に東京都から決定を受けた。 豊洲市場6街区の約1.1ヘクタール (ha) を事業用定期借地権として50年間、月額721万円で借り受け、飲食や物販など200店前後からなる「商業ゾーン」と24時間営業の日帰り温泉施設及び宿泊施設で構成される「温泉・ホテルゾーン」を整備して運営し、総投資額約180億円で年間集客数200万人弱を見込んでいる。 2016年3月時点で、商業ゾーンは2018年8月、温泉・ホテルゾーンは2019年8月にそれぞれ開業を予定していたが、2016年9月に豊洲市場の諸問題を鑑みる都から整備設計の一時中止要請があり、2017年1月に着工延期を決定した。 2017年6月に、小池百合子都知事が築地市場を再整備して物流と食の観光拠点とすることを発表すると、万葉倶楽部は不採算を理由に撤退の意向を東京都に伝えたが、その後の交渉により、2018年8月には2020年10月着工、2022年12月完成および2023年春の開業を目指すことで合意している。なお、当施設開業までの暫定施設として、近接する5街区で三井不動産が「江戸前場下町」を2020年1月に開業した。 千客万来施設のイメージ図 千客万来施設のイメージ図
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