論文不正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 04:13 UTC 版)
友田は、子育てをする母親のホルモン変化に関する内容の論文をオランダの学術誌に発表したが、査読を担当した千葉大学の橋本謙二教授(社会精神保健教育研究センター副センター長)と協力する形で自らの論文の査読に関与する「査読関与」を行っていたことが明らかとなり、学術誌の出版元であるエルゼビアは2022年6月25日に該当の論文の不正を認定し撤回した。さらに母親の育児ストレスで引き起こされる脳内の神経活動に関する論文でも、橋本謙二教授との同様の不適切な査読やりとりが認められ、米学術出版大手ワイリーは2022年7月23日に学術誌「ヒューマン・ブレーン・マッピング」掲載の友田の論文のひとつを撤回した。この撤回はワイリーから友田に撤回の合意を求められていたが友田も自ら不正を認めこれに合意した。。
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