誕生から生後7日目の悲劇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 07:22 UTC 版)
「ティンカー・ベル」の記事における「誕生から生後7日目の悲劇」の解説
今から数十年前、ケンジントン公園でピーターの母親は知人の女性とふたりで自分の子供の将来について語り合っていた。 公園の木のそばに止めてある黒の乳母車の中には白いクッションとおくるみ、敷布団がおさめられていた。そこに茶色のクマのぬいぐるみ「タディ」(Teddy bear "Taddei")と、その近くに後に「ピーター・パン」と名乗る白のベビードレスにカバーオール、ベビーシューズを履いた格好をした生後7日目の赤ちゃん(Baby "Peter Banning")が寝かされていた。 天気は悪くなり風も強くなったが母親は気づかずに話に夢中になり、乳母車は強風によって少しずつ揺れ動いていた。やがて乳母車は急な坂道を猛スピードで転がって行き、怯える赤ちゃんを乗せて広場から公園、市街地、人気のない森林の広場まで転がっていった。その後、乳母車は森林の奥の円形の石畳の段差にぶつかって横倒しになり、赤ちゃんはクマのぬいぐるみ「タディ」とともに乳母車の外に放り出され、石畳に強く叩きつけられ転がり落ちてしまった。
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