試験の実施時期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 05:22 UTC 版)
「情報処理技術者試験」の記事における「試験の実施時期」の解説
試験の機会は、原則CBT形式で行われるITパスポート・基本情報技術者・情報セキュリティマネジメントを除き、下記のとおり春期・秋期の年2回である。但し、受験者が数万人規模となる試験区分を除き、実施されるのは春期又は秋期の1回のみである。 春期:4月第3日曜日 秋期:10月第3日曜日 ITパスポート(CBT形式):通年(試験会場により、実施日・実施時刻は異なる) 基本情報技術者・情報セキュリティマネジメント(CBT形式):春期・秋期それぞれで数ヶ月間の決まった期間に、全国の会場で実施(試験会場により、実施日・実施時刻は異なる) 筆記試験では、応用情報技術者のみ年2回実施である。ITパスポート・基本情報技術者・情報セキュリティマネジメントについても、身体障害者など、CBTでの受験が困難である人向けに用意されている筆記試験での試験が同様に年2回実施で行われる(こちらは健常者の受験は不可であり、身体障害者手帳または医師の診断書の提出が必須である)。かつては初級システムアドミニストレータ、基本情報技術者及び(2005年より)ソフトウェア開発技術者であった。また、2016年までは情報セキュリティスペシャリストも年2回の対象であったが、後述のとおり2017年より情報処理安全確保支援士(RISS)に移行される(移行後も、年2回実施で変わらず実施される)。 秋期試験は例年、不動産関連資格である宅地建物取引士(宅建)試験と日程が重複するため、情報処理技術者試験と宅建試験の両方の受験を検討している場合は注意が必要である。年2回実施の区分や春期のみ実施の区分はともかく、特に秋期のみ実施の区分を受験する場合、その年は宅建試験の受験はできなくなる。逆に宅建試験を受験した年は、情報処理技術者試験の秋期試験が受験できない。 なお以下のとおり、災害発生時などには特別対応を行うケースがあり、以下はその実例。
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