設立とその目的
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 05:35 UTC 版)
「コルシカ民族解放戦線」の記事における「設立とその目的」の解説
FLNCは、コルシカの2大武装組織であったGhjustizia PaolinaとFronte Paesanu Corsu di Liberazioneが合併したことで設立された。 この組織は、コルシカ議会に議席を持ち、また地元住民の支持を得た政党 A Cuncolta Independentistaの支流である。 FLNCの最初の破壊活動は1976年5月4日の夜に行われたもので、21個の爆弾をコルシカ島内のアジャクシオ、バスティア、サルテーヌ、 ポルトヴェッキオなどで爆発させた。 この時の標的の大部分は公共施設と不動産業者の事務所であった。翌5日に、FLNCは前夜の破壊活動に際してマニフェストをフランス語とコルシカ語で発表し、その存在を正式に明らかにした。 マニフェストには次に掲げる6つの要求が主張されていた: コルシカ民族の権利を認識すること。 「 フランス植民地主義 」粉砕 (コルシカ島をフランスの「植民地」と捉え、島内に駐留するフランス軍と「植民者」(島内に居住するフランス本土出身者)の本土帰還を主張した。) コルシカ人の意志と要求現反映した人気民衆に依る民義政府の設立。 「植民地」の地所の没収。 農民、労働者、知識人の願いを実現し、あらゆる形態の搾取をなくすための農業改革。 コルシカ人の自決権。
※この「設立とその目的」の解説は、「コルシカ民族解放戦線」の解説の一部です。
「設立とその目的」を含む「コルシカ民族解放戦線」の記事については、「コルシカ民族解放戦線」の概要を参照ください。
- 設立とその目的のページへのリンク