訖解尼師今とは? わかりやすく解説

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訖解尼師今

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 01:20 UTC 版)

訖解尼師今(きっかい にしきん、生年不詳 - 356年)は、新羅の第16代の王(在位:310年 - 356年)であり、姓は昔氏。第10代奈解尼師今の孫であり、父は昔于老、母は第11代助賁尼師今の娘の命元夫人。先代の基臨尼師今が310年6月に薨去したときに嗣子がなかったため、群臣が訖解を推挙して王につけた。『三国遺事』王暦では乞解尼叱今と記される。


  1. ^ ただし、急利はこの直前の訖解尼師今2年(311年)1月に阿飡の位に上がると同時に政務と軍事の統括を任されている。王の即位後すぐに有力者に政務と軍事とを委任する場合には伊伐飡(1等官)の官位に引き上げられることが多い。→儒礼尼師今2年(285年)2月条、味鄒尼師今2年(263年)正月条など。また、急利は314年1月に伊飡(2等官)に引き上げられている。
  2. ^ 三国史記』新羅本紀 第十六代 訖解尼師今
  3. ^ 『三国遺事』王暦には「己丑始築碧骨堤。周■万七千二十六歩、■■百六十六歩。水田一万四千七十結。」とある。碧骨堤は全羅北道金堤市に現存し、1975年の発掘調査の結果、創建時代のものと思われる堤(高さ4.3メートル、長さ約3キロメートル)や水門が確認されている。


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