解剖学的なアプローチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 13:46 UTC 版)
鈴木は、筋肉には起始と停止があり、筋肉の付き方や走行に沿って動作することが大切であると説いている。例えば、大胸筋の走行方向は横方向だが、ベンチプレスの際にはブリッジをつくらないと実際には効かないと解説している。 鈴木は、骨盤、股関節、顎で体の動かし方を操作している。骨盤をニュートラルな状態にして筋肉をしっかり収縮させること、つま先の向きと足幅を調節して股関節を上手く使うこと、顎を上げずに引くことなどをトレーナーとして教えている。グリップの握り方に関して、小指や薬指側で握れば動きは外側に、親指や人差し指で握れば動きは内側になると指導している。鈴木本人は肩や腕のトレーニングでは握りを強くしていると言っており、強く握らないと僧帽筋から使われると話している。手首の使い方は、上腕二頭筋に効かせるならば若干屈曲させた方が良い、上腕三頭筋をプレス系種目で強化する際には手首を少し返した方肘が閉じやすくなり刺激が胸に逃げ込まないと説明している。
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