解剖学的な経路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 23:55 UTC 版)
胎児の臍帯静脈の流れの経路は、臍帯静脈→左門脈→静脈管→下大静脈→右心房へと向かう。この解剖学的経路は、新生児の臍帯静脈カテーテルの評価において重要である。というのも、静脈管からのカニュレーションに失敗すると、左右の門脈を介して肝臓に向かうからである。このような挿入位置では、肝血腫や膿瘍などの合併症が生じる可能性がある。
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