親会社の異動と姫路店閉店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:13 UTC 版)
「ヤマトヤシキ」の記事における「親会社の異動と姫路店閉店」の解説
2017年(平成29年)8月31日、免税店大手のラオックスがヤマトヤシキの7億円の新株予約権(うち3億円は社債に付属)を取得した。付与された新株予約権が全て行使された場合、ラオックスの持株比率は約8割近くとなり、親会社がマイルストーンターンアラウンドマネジメントから異動することになる。 一方、マイルストーンターンアラウンドマネジメント主導による経営立て直しで、姫路店では2016年に食品売り場のリニューアルや大塚家具の誘致などを進めたものの、店舗売り上げは10年前に比べ約6割の減少となっていた。さらに開店から60年が経過した建物の老朽化が新規テナント誘致の障害になっていることを踏まえ、ビル自体を建て替えることを決断し、姫路店を2018年2月28日に閉店することとなった。ただ、新しいビルの完成時期については「少なくとも3年以上かかる」と表明されただけで、具体的なスケジュールは決まっていない。 2018年(平成30年)1月27日には、マイルストーンターンアラウンドマネジメント・ラオックス両社が設立する新会社に加古川店を譲渡し、ヤマトヤシキ(現法人)を清算することを検討していると報じられた。しかしヤマトヤシキでは「正式な取材を受けた事実はない」とした上で、報道各社に訂正および謝罪を申し入れる予定とし、実際には報道とは多少異なり、ヤマトヤシキ100%出資の子会社「株式会社加古川ヤマトヤシキ」が2月19日に設立され、姫路店閉店の翌日(3月1日)にヤマトヤシキ社から店舗を譲り受け業務を開始した。 2019年(平成31年)1月1日、ラオックスのグループ会社であるラオックスSCD株式会社が同社発行済株式の全株を取得し、正式にラオックスグループの一員となった。
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