視野率についての考え方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 06:35 UTC 版)
「キヤノン EOS 7D」の記事における「視野率についての考え方」の解説
キヤノン キヤノンは、「EOS 7D」のファインダーを「視線が捉えたままの世界を描く。視野率約100%ファインダー。」と広告・販売している。 キヤノンのファインダー視野率の基準は、上下・左右の撮影画面寸法との比率で99±1%のファインダーを「約100%」としている。 99±1%とする理由は、100%を超えるとファインダーで見えているものが画像に記録されないため視野率の上限値は100%を基本設計とするが、製造過程における差異が±1%生じることを考慮したためである。 また視野率の数値は、撮影画面との面積比率ではないとしている。なお面積比では、下限「96.04%」〜上限「100%」である。 日本 メーカーの定めるアイポイント位置にピンホールを置き、それをのぞくという方法で縦横ともに98%という調査結果が出ている。 一方、『デジタルカメラマガジン』2009年11月号におけるテストでは、ファインダー視野率は97.2%であるという結果が報告されている。 韓国 韓国では、アイニュース24が「キヤノンコリアコンシューマーイメージングは、2010年12月4日より視野率が98%以下で測定された製品については払い戻しを実施していると8日明らかにした。」と報道する。 しかし、キヤノンコリアコンシューマーイメージングは、12月3日に公式サイトで「EOS 7D ビューファインダー視野率測定の案内」を告知したのみで、12月8日に視野率が98%以下で測定された製品に対する払い戻しに関する発表を公式サイトでは行っていない。
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