西湖蝙蝠穴およびコウモリとは? わかりやすく解説

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西湖蝙蝠穴およびコウモリ

名称: 西湖蝙蝠穴およびコウモリ
ふりがな さいここうもりあなおよびこうもり
種別 天然記念物
種別2:
都道府県 山梨県
市区町村 南都留郡富士河口湖町
管理団体 富士河口湖町(平8・6・4)
指定年月日 1929.12.17(昭和4.12.17)
指定基準 地6,動3
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 富士山麓ニ於ケル熔岩隧道ノ一ニシテうさぎかうもり Plectus autitas sacrimontis Allen あぶらこうもり Pipistsellus abramus (Temminck) きくがしらこうもり Rhinolophus nippon Temminck 及ビこきくがしらこうもり Rhinolophus Cornutus Cornutus Temminck ノ四種ヲ産ス其ノ中うさぎこうもり 及ビこきくかしらかうもりノ兩種ハ本邦特産トシテ知ラレ學術上貴重ナルモノナリ
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天然記念物:  蛇ヶ崎  蜀鶏  西内のシダレグリ自生地  西湖蝙蝠穴およびコウモリ  西阿倉川アイナシ自生地  見島のカメ生息地  見島ウシ産地

西湖蝙蝠穴およびコウモリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 09:11 UTC 版)

西湖コウモリ穴(さいこコウモリあな)は、山梨県南都留郡富士河口湖町西湖地区にある、コウモリの棲息地として知られる溶岩洞穴である。1929年昭和4年)12月17日に「西湖蝙蝠穴およびコウモリ」の名称で天然記念物に指定された[2][3]。天然記念物に指定された基準は、「溶岩洞穴」(地質・鉱物)、および「コウモリの棲息地」(哺乳類の棲息地)という複合的なものである。洞穴内への無差別な立ち入りなどにより、一時はコウモリの姿がほとんど見られなくなった時期があったが、1990年代から始まった関係者による保護活動により、徐々にではあるが再びコウモリの生息が確認されるようになった。


  1. ^ 洞内および洞口等の画像はすべて2012年9月28日撮影。
  2. ^ 文化庁. “天然記念物/中部 西湖蝙蝠穴およびコウモリ”. 文化遺産オンライン. 2012年10月2日閲覧。
  3. ^ a b c 花井正光日本の天然記念物加藤陸奥雄ほか監修、講談社、1995年、pp.727-728、p.948頁。ISBN 4-06-180589-4 
  4. ^ 環境省. “富士箱根伊豆国立公園(富士山地域・箱根地域)” (PDF). 環境省 富士箱根伊豆国立公園公式サイト. 2012年10月2日閲覧。
  5. ^ a b c d 富士河口湖町教育委員会『富士河口湖町 古の小経 集成版』富士河口湖町文化財審議会、富士河口湖町教育委員会、2009年3月、p.39、p.45、p.114頁。 
  6. ^ a b c d 西湖コウモリ穴管理事務所『西湖コウモリ穴リーフレット』。 
  7. ^ a b c d e f g 現地案内板
  8. ^ 西湖ネイチャーセンター(クニマス展示館・西湖コウモリ穴)
  9. ^ a b c 富士河口湖町観光課. “西湖コウモリ穴”. 富士河口湖町総合観光情報サイト. 2012年10月2日閲覧。


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