衝突に至るまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 08:31 UTC 版)
「大韓航空084便地上衝突事故」の記事における「衝突に至るまで」の解説
12時15分、アンカレッジ国際空港の37番ゲートに駐機していたサウスセントラル航空59便はケナイへ向かう許可を得た。59便は、タキシングを行おうとしたが管制官が濃霧のため出発時刻を12時44分まで遅らせることを提案した。そのため59便のパイロットは出発時刻を遅らせることにした:2。 13時39分、定刻よりおよそ1時間遅れで59便は滑走路へのタキシングを開始した。パイロットは滑走路6Lからの離陸を要求し、管制官はこれを承認した。13時44分にパイロットは滑走路6Lへ接近しており、離陸準備もできていることを報告した:2。 一方、大韓航空084便は国際線ターミナルに駐機していた。管制官は、機長に滑走路32か6Rが使用可能であると伝え、機長は滑走路32を選択した。13時57分に管制官は滑走路32へのタキシング許可を出した。濃霧のため、管制塔から084便は視認できず、誘導路に進入する際に報告するよう機長に要求した。その後、管制官は機長に滑走路32手前で停止し、周波数を変更するよう指示した:2。
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