薪能薫悲恋情
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 19:30 UTC 版)
「人形草紙あやつり左近」の記事における「薪能薫悲恋情」の解説
読み方は「たきぎのうかおるひれんのなさけ」。 九条 秀明(くじょう しゅうめい) 声 - 大木民夫 能楽九条流家元。 芸のことには厳しい頑固な性格で、流派を守るためには手段を選ばない。左衛門とは知り合いだが、薫子と直人の見合いのことは知らなかった。 九条 直人(くじょう なおと) 声 - 速水奨 マスコミからの注目も熱い能楽界の若手実力派で、薫子の見合い相手。 幼い頃に両親を亡くし、6歳の時に九条家に入った。穏やかで人の良い性格の持ち主。 九条 孝栄(くじょう こうえい) 声 - 小杉十郎太 秀明の長男にして九条流の後継者。 しかし、能楽の才能には恵まれず、天才肌の義弟・英名の存在もあって、酒とギャンブルに溺れた生活を送っている。 九条 英名(くじょう えいめい) 声 - 結城比呂 秀明の次男だが、彼の妻以外の女性との間に生まれた子で、孝栄とは異母兄弟の関係にあたる。 父親譲りの天才的な能楽の才能を持ち、その実力は直人に勝るとも劣らないとされるほど。おっとりした控え目な青年。 幼少時に、九条流を存続させたい秀明によって母親から無理矢理引き離されている。その後、彼の母親は、理不尽な理由で息子を奪われた抗議として能舞台の上で自殺した。 九条 明紀(くじょう あき) 声 - 伊藤美紀 秀明の姪。 かつて直人とは、秀明が決めた婚約者の関係にあったが、直人の意思により婚約解消となった。しかし、直人のことが未だに忘れられず、彼の見合い相手としてやって来た薫子を敵視している。 坪田 孝明(つぼた たかあき) 声 - 八木光生 九条家に40年仕えている執事。そのため、九条家の内情には詳しい。 人当たりの良い性格だが、うっかり口を滑らせてしまうこともしばしばある。
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