蔵王エコーライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:23 UTC 版)
「宮城県道・山形県道12号白石上山線」の記事における「蔵王エコーライン」の解説
蔵王エコーラインは、当県道の延長の約40%にあたる蔵王町倉石岳 - 上山市永野の約26kmの区間を指す。1962年(昭和37年)7月15日に宮城県側が供用開始し、同年11月9日に全線供用した。当初は有料道路として運営していたが、1985年(昭和60年)7月15日に無料開放された。 沿道では四季折々の風景を楽しむことができ、春の冬季閉鎖解除直後は道路横に車高を超える雪の壁がそびえ「雪の回廊」となる。また、冬季閉鎖解除前には雪の壁を歩くツアー「雪の壁ウォーク」も実施される(ツアー参加には旅行代理店への申し込みが必要)。秋は紅葉の名所として知られ、観光シーズンになると宮城県側から刈田岳山頂へ向かう蔵王エコーラインが、蔵王ハイラインとの分岐まで渋滞する。他方、山形県側の蔵王エコーラインは上りも下りもほとんど渋滞しない[要出典]。 豪雪地帯に位置するため冬季閉鎖があり、蔵王町みやぎ蔵王すみかわスノーパーク入口 - 上山市坊平間(約16.5 km)が、11月上旬から4月下旬までの約半年間閉鎖される。夜間閉鎖は、冬季閉鎖前の10月下旬からと閉鎖解除から5月上旬まで実施される。
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