季節遷座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/19 04:48 UTC 版)
「刈田嶺神社 (蔵王町遠刈田温泉)」の記事における「季節遷座」の解説
「里宮」から「奥宮」への遷座は、刈田岳山頂に車で至る道路の蔵王エコーラインおよび蔵王ハイラインの開通に合わせて行われるが、両道路の開通日は冬季閉鎖期間中の積雪量に依存するため、遷座の時期がずれる場合もある。例年、両道路は4月下旬頃に開通する。毎年、遷座が行われる前には大崎八幡宮(宮城県仙台市)が「刈田嶺神社雪かき奉仕」を行っており、凍結した雪に埋もれた社殿および参道をつるはしやスコップを用いて露出させ、参拝可能な状態にしている。 一方、「奥宮」から「里宮」への遷座は、秋の彼岸が終わった後、10月第1日曜日に「御神体下山式」として執り行われる。 なお、両道路は例年、文化の日(11月3日)の数日後から昭和の日(4月29日)の数日前までの約半年間閉鎖される。
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