蒼い蜃気楼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 17:42 UTC 版)
シンの生存と彼がエリア88で戦うことを知った涼子は矢も盾も堪らずにアスラン行きを決める。だが偶然にも神崎が機長を務める大和航空機の無線を耳にしたシンは撃墜の衝動に駆られる。しかし、神崎から自機に涼子も乗っていると告げられ断念する。無許可の出撃と民間機に対し異常接近した責を問われて独房に入れられ、錯乱状態となったシンは事情聴取に来たサキに対し暴行を働いてしまう。その際の負傷によりサキは眼に深刻な障害を負う。銃殺刑は免れたものの生き延びるため数多くの敵兵の命を奪ったことによる罪悪感。敵兵の心理状態までも見透かせるようになった慣れ。自分に染みついてしまった傭兵としての悲しい性に、シンは絶望を感じるようになるのだった。シンの生存を知った神崎は抹殺を図るためマフィアを通じてエリア88を除隊した「不死鳥」のあだ名を持つチャーリーを刺客として送り込む。その一方、神崎は大和航空乗っ取りの陰謀を進める。眼の治療のために訪れたスイスでサキは涼子と再会する。大和航空関係者の協力で暗殺者の手を逃れたサキはシンには将来を約束した涼子がいることを知ってしまう。
※この「蒼い蜃気楼」の解説は、「風間真」の解説の一部です。
「蒼い蜃気楼」を含む「風間真」の記事については、「風間真」の概要を参照ください。
- 蒼い蜃気楼のページへのリンク