蒸気タービンの登場とは? わかりやすく解説

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蒸気タービンの登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 02:22 UTC 版)

蒸気船」の記事における「蒸気タービンの登場」の解説

19世紀末チャールズ・アルジャーノン・パーソンズによって蒸気タービン開発された。 20世紀初頭まではレシプロ式蒸気機関搭載した大型船建造されてきたが、第一次大戦後次第タービン式主流となる。 蒸気タービンレシプロ式蒸気機関比べ振動騒音少なくて熱効率が高いという特徴がある。レシプロ式では3段膨張式があったが、タービン式であれば蒸気膨張最大限利用できるので優れている。各タービンでは逆回転出来ないために、逆転タービン備えるか、可変ピッチスクリューによって逆進行なうことが多い。 蒸気ボイラー当初煙管式が主流であったが、高圧化が進むにつれ水管式が主流になる。水管式は水垢スケール)の付着を防ぐ為に供給する清水品質管理求められるタービン回転させた蒸気海水によって冷却され復水器によって再び液体戻され蒸気ボイラー循環使用される。 またこの時期燃料石炭から重油へと移行していった。

※この「蒸気タービンの登場」の解説は、「蒸気船」の解説の一部です。
「蒸気タービンの登場」を含む「蒸気船」の記事については、「蒸気船」の概要を参照ください。

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