菅家塩小路篆刻道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 01:40 UTC 版)
菅原道真を遠祖とする直系の塩小路家に伝わる篆刻道。古来、始祖の天穂日命が高天原より携えてきたとされる命の火を起源とする。平安時代 遣唐使となった菅原清公が唐より持ち込んだ知識と、古来より伝わる儀式を清公、是善、道真親子三代で日本独自のものとして合一、発展させた祖業の一つ。神と対話する為の神聖文字という極めて特異な性質をもつ。字形と書くときに気を込めること、また、心技一体を重視している。この文字は気を吸収・蓄積・放出する。また、文字を書く面を宇宙として日本刀を原型とした印刀を書くことで悪縁を断ち良縁を結ぶ。菅原道真の詩中より美麗な言葉を選出し篆刻することを流儀とする。書をただの情報伝達として行わず「形」と「気」からなすこと、方寸の宇宙、遊神などを奥義とする。陶印は持つあいだ失われた生気が戻るとして信仰されている。
※この「菅家塩小路篆刻道」の解説は、「日本の篆刻史」の解説の一部です。
「菅家塩小路篆刻道」を含む「日本の篆刻史」の記事については、「日本の篆刻史」の概要を参照ください。
- 菅家塩小路篆刻道のページへのリンク