草津小学校による支援
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 05:34 UTC 版)
「クリスマスブーツ」の記事における「草津小学校による支援」の解説
この「フィリピン支援チームびわこ」の呼びかけに応じ、2013年12月、草津市立草津小学校が「サンタプロジェクト」として支援を行なった。支援チームの趣旨に賛同した同小学校のボランティア委員会が、クリスマスブーツ20個を各クラスに配り、使わなくなったペンや消しゴム、筆箱などや、寄付金などを募った。文房具はブーツ20足分が集まり、クラスごとにサンタクロースの顔やリボンなどで飾り付けた。この活動を知り、滋賀県立彦根東高等学校の生徒たちも衣類を集めるなど、地元で支援の輪が広がっていた。 2013年12月の終業式で、全校生徒の前で、ボランティア委員会の委員長を務める生徒らがサンタクロースやトナカイに扮し、フィリピンの子供たちを笑顔を願って、支援チームにブーツを渡した。チーム代表者は「日本でたくさんの友達が応援してくれていることを伝えたい」と感謝を述べた。 2015年3月には、クリスマスブーツを贈られたフィリピンの現地から草津市草津小学校宛てに、感謝を伝えるビデオレターが届き、同月の修了式で全校生徒に紹介された。同校の校長によれば、草津も災害が多いことから、フィリピンの子供たちは、災害の悲しみを知る子供たちに支えられたことを喜んでいたといい、子供が子供を助けるというアイディアも好評だったという。同校の生徒たちからも、感謝の言葉をもらっての喜びの声や、この計画に賛同して良かったとの声が寄せられている。
※この「草津小学校による支援」の解説は、「クリスマスブーツ」の解説の一部です。
「草津小学校による支援」を含む「クリスマスブーツ」の記事については、「クリスマスブーツ」の概要を参照ください。
- 草津小学校による支援のページへのリンク