茶壺道中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/16 06:48 UTC 版)
江戸時代には現在の京都府宇治市の名産品である宇治茶を徳川将軍家に献上するための茶を詰めた茶壺を運ぶ行列が行われ、東海道や中山道の街道筋では「茶壺道中」と呼ばれた。 寛永10年(1633年)から幕末まで続いたこの行事は、江戸時代中期に徳川吉宗の倹約令が出るまでは行列の規模が年々ふくれあがり、その数は一時は数百人から数千人にも達したという。田舎の大名行列を凌ぐ茶壺の行列の様子は、現代でも童歌のずいずいずっころばしで歌い継がれている。 詳細は「宇治採茶使」および「ずいずいずっころばし」を参照
※この「茶壺道中」の解説は、「茶壺」の解説の一部です。
「茶壺道中」を含む「茶壺」の記事については、「茶壺」の概要を参照ください。
- 茶壺道中のページへのリンク