若き修行僧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 05:30 UTC 版)
正保元年(1644年)、郷里の父を見舞いに帰って八幡神社に祈願しているが、こののち大願成就のため、八幡神社をはじめ各地で修行と学問の生活を続けている。八幡神社には約4年とどまり、神社に籠もって丑の刻詣でなどの厳しい修行に明け暮れたという。また、修行時代の了翁はこの神社に杉苗580株余り を植えたという。この間、18歳のときに米沢の亀岡文殊堂(山形県高畠町)に祈願している。 慶安元年(1648年)、仙台藩松島(宮城県松島町)の瑞巌寺にうつり、雲居希膺禅師より五戒を授戒している。さらに、翌慶安2年には出羽国久保田城下(秋田県秋田市)の天徳寺に掛錫し、同年上野国雙林寺(群馬県渋川市(旧子持村))において100日間、火食を断じて諏訪明神に参篭する荒修行をおこなった。
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