花の海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 03:04 UTC 版)
「魔法つかいプリキュア!」の記事における「花の海」の解説
人々の歴史から忘れられるほどの太古の昔に存在していた世界。緑あふれる大地に桃色の花畑が一面に咲いている美しい世界で、人間、動物、妖精、精霊などが仲良く暮らしていた。その世界の中枢には「母なる樹」と呼ばれる世界を見下ろすほどの大樹がそびえたち、その中には「マザー・ラパーパ」という守護者が宿っている。 突如として出現した終わりなき混沌・デウスマストが率いる勢力の侵攻にあい、マザー・ラパーパとデウスマストたちの激しい攻防戦の影響で、花の海を支えていた母なる樹はマザー・ラパーパとともに時空の狭間へと分離され、残された大地はその姿を変えて「ナシマホウ界」(人間界)に、母なる樹は時空の狭間を漂ううちに「魔法界」という一つの世界を形成し、母なる樹もその中心となる「魔法樹」へと姿を変えた経緯をもつ。 マザー・ラパーパ あまねく生命の母である神秘的な存在。白緑色のロングヘアが特徴の巨大な女性の姿をしている。 赤いバラと緑色の葉っぱを飾った白色のワンピースを着用しており、頭部には白い花の髪飾りを、肩には桃色の花飾りを身につけている。 魔法界とナシマホウ界の元になった「花の海」という世界の守護者であり、その世界の中枢である「母なる樹」を依り代にして民たちを見守り、世界中に恵みを与えて祝福していた存在である。 ある日、天を引き裂いて出現した終わりなき混沌・デウスマストが眷属たちを率いて花の海に侵攻し、世界をのみこもうとするデウスマストたちを阻止するために単身で立ち向かい、激闘の末にデウスマストを宇宙の彼方へと追放し、眷属たちを封印することに成功する。しかし、その激闘に疲れて負傷した影響で、依り代にしていた母なる樹とともに大地から分離されて時空をさまよう結果となる。その直前、のちに「妖精の里」のレジェンド女王となる妖精に「いつか必ず世界は結ばれる」と伝え、「プリキュア」という魔法の言葉を言い残している。 第48話ではデウスマストによって魔法界とナシマホウ界が混ぜ合わさりつつある中、遺された彼女の意思によって辛うじて秩序が保たれているのをことはが感知しており、さらにことはを通してリンクルスマホンの中に遺してあった自身のメッセージを、みらいたちへと伝えている。
※この「花の海」の解説は、「魔法つかいプリキュア!」の解説の一部です。
「花の海」を含む「魔法つかいプリキュア!」の記事については、「魔法つかいプリキュア!」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から花の海を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 花の海のページへのリンク