芝園団地における多文化共生の取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 14:29 UTC 版)
「芝園町 (川口市)」の記事における「芝園団地における多文化共生の取り組み」の解説
当時34歳の男性(記事原文では実名)が2014年に移り住み、自治会に加わった。防災が共通の関心事だとつかみ、防災教室を開いた。行事に誘って顔見知りを増やしながら、マナーも呼び掛けた。それ以前はゴミの分別や会話の声の大きさなど自治会へ苦情が寄せられたり、「中国団地」といったネット上の悪口が飛び交っていたが、これらの活動により苦情は減り、ネット上の中傷も止んだ。芝園団地の自治会は2015年度に、初めて中国人の役員が誕生した。高齢化と国際化を応援したいと、大学生のグループ「芝園かけはしプロジェクト」もできた。市の協力を得て、中国語による情報のネット配信も始まった。 2016年2月からは、「多文化交流クラブ」を開始すると、少しずつ顔見知りは増えて、お願いが出来るようにもなった。2017 年度には、「多文化交流クラブ」で自治会関係者と知り合った外国人居住者が自治会役員に就任。2020年度は役員9 人の内、外国出身者は3 人になり、「多文化交流クラブ」で知り合った外国出身者はその内の2人である。
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