芋助
芋助
芋助
読み方:いもすけ
- 三味線も歌も知らぬ芸者のことをいふ。〔花柳語〕
- 〔情〕売笑を主とする芸者のことをいふ。三味線も歌もろくに出来ないで芋だけであるといふ意味。助は擬人法に依つて単に付けただけのもの、芋は女の意味にも、陽物の異名にも通じる。
- 歌も録に歌へず三味線も上手に引けぬ芸者。〔花柳界〕
- 三味線も歌も知らぬ芸者のことをいふ。
- 〔隠〕三味線も歌も知らぬ芸者のこと。
- 歌も出来ず三味線も引けない芸者のことをいふ。
- 三味線もひけず、唄も満足に歌へぬ芸者。芋のやうにゴロゴロしてフンダンにある芸者といふ意。助は侮りの語で、折助、円助、助平の助である。
- 花柳界用語。歌もろくに唄へず三味線も上手に弾けぬ芸者のことを侮蔑して言ふ。
- 三味線も弾けず歌もうたえない芸なし芸者のこと。芋を食うと喉がかれてよい声が出ないということから出た語。
- 転び芸者。「芋」は男根を意味し「すけ」は女。〔花〕
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