船舶設計協会とは? わかりやすく解説

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船舶設計協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 01:03 UTC 版)

財団法人船舶設計協会(せんぱくせっけいきょうかい、SSK)は、1950年代に活動した運輸省所管の財団法人保安庁警備隊の艦船の設計を担うために1953年10月に設立され、防衛庁海上自衛隊に移行した後もその要請に応えてきたが、技術研究所の設計能力が整備されてきたのを受けて、1958年4月、その目的を果たして解散した[1]


注釈

  1. ^ 本協会へ委託して行われた研究では、はるかぜ型などで採用されたSM52Wを改良したNS30高張力鋼が開発され[8]、戦後初の国産潜水艦である「おやしお」(31SS)に採用された[9]
  2. ^ ただし掃海艇については、海軍時代のノウハウが乏しかったこともあって本協会内に専門技術者がおらず、技術研究所が独自に設計を行っていた[7]

出典

  1. ^ a b c d e f 海上幕僚監部 1980, ch.2 §9 艦艇建造のれい明期/国産艦の建造.
  2. ^ 香田 2015, pp. 12–20.
  3. ^ a b c d e f g 牧野 1987, pp. 283–292.
  4. ^ 沢井 2017.
  5. ^ 香田 2015, pp. 20–21.
  6. ^ 香田 2015, pp. 27–29.
  7. ^ a b 廣郡 2011.
  8. ^ 今井 1959.
  9. ^ 日本防衛装備工業会 1991, p. 76.


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