船舶向けラジオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 23:17 UTC 版)
各海上交通センターでは24時間運用で船舶向けラジオ放送を行っている。但し、電波法令上は特別業務の局による同報通信である。 各信号所の管制信号予定、管制対象船舶の入出航・入出港予定、混雑状況、潮流現況、気象状況及び航行警報などを合成音声で次のように送信している。 呼出名称周波数送信時刻(中央標準時)東京マーチス 1665kHz2019kHz 日本語 毎時0分及び30分から15分間英語 毎時15分から15分間 伊勢湾マーチス 1665kHz2019kHz 日本語 毎時15分及び45分から15分間英語 毎時0分及び30分から15分間 名古屋ハーバーレーダー 1665kHz2019kHz 日本語 毎時0分及び30分から15分間英語 毎時15分及び45分から15分間 大阪ハーバーレーダー 1651kHz2019kHz 日本語 4時から20時までの毎時20分から15分間英語 午前4時から午後8時までの毎時30分から15分間 大阪マーチス 1651kHz2019kHz 日本語 毎時15分及び45分から15分間英語 毎時0分及び30分から15分間 備讃マーチス 1651kHz2019kHz 日本語 毎時0分及び30分から15分間英語 毎時15分及び45分から15分間 来島マーチス 1651kHz2019kHz 日本語 毎時15分及び45分から15分間英語 毎時0分及び30分から15分間 関門マーチス 1651kHz2019kHz 日本語 毎時0分及び30分から15分間英語 毎時15分及び45分から15分間 電波型式H3E(上側波帯:USB) SSBで受信する場合はUSBで搬送波周波数1663.5kHz、1649.5kHz、2017.5kHzに合わせる。緊急を要する情報については随時 名古屋港海上交通センターの場合、出力10Wで送信され、アンテナは T型空中線25m高、送信機は長野日本無線の中短波帯送信装置 NJS-297を使用している。 また、来島マーチス・関門マーチスについては潮流放送と呼ばれる、別の特定業務局による放送を実施している。
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