船体の捜索と調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 06:44 UTC 版)
「サン・フランシスコ (ガレオン)」の記事における「船体の捜索と調査」の解説
2016年度から2018年度にかけて、東海大学海洋学部講師の木村淳を研究代表者とする科研費補助金研究「サンフランシスコ号海事考古学調査とガレオン交易船の造船技術に関する国際研究」が実施され、御宿町の岩和田沖合での水中考古学探査・潜水調査が行われた。 2016年夏には遭難地点の浅海域での音波探査や潜水調査が行われたが船体の手掛かりは発見されなかった。 2017年11月2日には沖合約6キロメートル、深さ39メートルの地点で砲弾らしき丸石が発見されたが、サン・フランシスコの遺物だとは断定できなかった。 3年間で、沈没可能性地点を浅海と沖合岩礁(真潮根)の2か所に絞って調査したものの、サン・フランシスコ関連遺物だと断定できるものは確認できなかった。
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