興行成績とその後の展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 20:53 UTC 版)
「徳川女系図」の記事における「興行成績とその後の展開」の解説
これだけ女性の裸が満載の映画はこれ以前には無く、センセーショナルを呼んだ。このため「女性を侮辱している」と婦人団体や評論家からバッシングを受けた。しかし結果的に話題にもなり奇跡の大ヒットを記録、3000万円の製作費でたちまち一億円以上稼いだといわれる。岡田の所見は「予想よりおとなしい作品になった」という見方であったがこれはのどかな序の口に過ぎなかった。石井は岡田の意図を大胆に表現、本作以降、ヌード、セックスだけでなく、サドマゾ、拷問、処刑等、グロテスクな描写を取り入れ、"異常性愛路線"をエスカレートさせていく。『徳川女系図』と『徳川女刑罰史』の大ヒットを見てこの年、常務取締役企画製作本部長に就任した岡田茂は、1970年代半ばの実録映画の隆盛まで、任侠映画、実録映画とエロ映画の二本立て、三本立て興行の路線を敷く。
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