自衛消防団
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ビーデンコプフにおける自衛消防団の存在は1868年から証明されている。第一次世界大戦後、この郡庁所在地には職業消防団が設けられたのだが、1924年に再び自衛消防団に置き換えられた。1920年代末から1930年代の初めにかけてモータリゼーションが実用に供され始めた。ビーデンコプフの自衛消防団は、その後十年で近代的な装備を有する消防団に発展した、郡や州が保有する消火器も(たとえば第二次世界大戦の空襲後にフランクフルト・アム・マインやカッセルで見られたような)大火災の押さえ込みの一助となった。1954年にビーデンコプフ郡消防団連盟の50周年を記念して郡消防会議が開催された。この消防団とフランスのラ・シャリテ=シュル=ロワールやベルギー=フラマン地方の Oostduinkerke aan Zee の消防団との間の友好関係は、これらの街との公式な姉妹都市協定締結の基盤となった。1970年代初めに消防団の組織は法的な変更により、公的な機関として組織された。それまでは社団法人の組織であった。市の火災監督官が設けられた。この監督官は、独立した組織であるデクスバッハ、エンゲルバッハ、エッケルスハウゼン、コムバッハの各市区の消防団に対する指揮命令権をも有している。1976年にラーン川近くの広い土地がビーデンコプフ消防団の拠点として運用開始された。ここには火の見櫓の他、ガレージ、作業所、研修施設が用意されている。自衛消防団の仕事は、青年消防団によって補われており、その団員から次世代の消防団員が募集される。増え続ける工業進出や新たな課題によって増加する要求に対して技術装備は適応していった。現在所有している約12台の緊急車両には、1台の緊急指令車輌や 30 m のはしご車が含まれる。
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自衛消防団
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自主防災組織の中には自衛消防団という名称の団体もあるが、これは消防組織法にいうところの消防団や自衛消防組織とは無関係であり、あくまで自主防災組織である。したがって自衛消防団という名称で組織が編成されている場合、役職は団長や副団長などが置かれているなど、消防団と類似した名称が用いられることもあるが、これらは消防団員の階級としての団長・副団長を意味するものではない。中には消防団と自衛消防団が混同されることもあるので、注意をはらう必要がある。とりわけ、消防団では機能別消防団の制度を導入し、自主防災組織との連携を図っているところであり、一層明確な区別が必要とされる。
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