自治州政府首相時代(2013年-)
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「スサーナ・ディアス・パチェーコ」の記事における「自治州政府首相時代(2013年-)」の解説
グリニャンが次の州首相を決める自治州選挙に出馬しないという声明の発表を受けて、2014年7月4日にアンテケーラで開かれた党大会で元州首相のラファエル・エスクレード(スペイン語版)の支持を得て、同党からの州首相候補選出のための予備選挙へ名乗りを上げた。21,000人以上のPSOE-A党員の署名を得たスサーナ・ディアスに対し、他の候補は必要な推薦人を集めることができなかったため、ディアスが唯一の候補者として予備選挙を経ることなく、州政府首相候補に決したことを発表した。同年8月27日のグリニャンの辞任後、PSOE-Aはスサーナ・ディアスを次期州議選での同党州首相候補として公表した。 2013年9月4日・5日の両日に開かれた自治州議会での州首相選出選挙で、PSOE-Aと連立与党のアンダルシーア統一左翼(スペイン語版)(IULV-CA、統一左翼の地域支部政党)から指示を得て58票を獲得、対する国民党候補の得票数は48票で、新たな州首相に選出された。9月7日、ラファエル・エスクレード、ホセ・ロドリゲス・デ・ラ・ボルボージャ(スペイン語版)、マヌエル・チャベス(英語版)、ホセ・アントニオ・グリニャンなどの州首相経験者や元スペイン首相のホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ、財務・公共行政相のクリストーバル・モンテーロ(英語版)、社会労働党書記長(当時)のアルフレード・ペレス・ルバルカバなどの面々が列席した盛大な就任式典が行われた。同年11月23日にグラナダで開かれた臨時党大会で98.6%の支持を得て、PSOE-Aの新書記長に選出された。 2015年1月25日、IULV-CAとの間で締結されていた政治協定破棄を発表、翌日に自治州議会(英語版)を解散した。スサーナ・ディアスは連立政権の不安定な状況とIULV-CAの閣僚について、「不信感」を拭えなくなったと解散に至った経緯を説明した。他党はスサーナ・ディアスが自党の党中央指導部入りを目指すための予備選に名乗りを上げるために選挙日程を一方的に決定したと非難したが、彼女は否定した。 5月5日、8日、14日と3度にわたって行われた首相指名選挙においてスサーナ・ディアスは反対多数で否決されたが、6月11日に行われた4度目の首相指名選挙で市民党の協力を得て賛成多数で自治州首相に選出された。
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