自治体区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 06:24 UTC 版)
クルシュー砂州は、ヨーロッパで最も高い移動する砂丘のある場所である。平均の高さは35 m だが、中には60 m に達するものもある。 クルシュー砂州最大の都市はリトアニア領内のニダで、休日にはリトアニア人やドイツ人で賑わう行楽地である。砂州の北の海岸線は観光客用の砂浜になっている。 クルシュー砂州は、ロシア側もリトアニア側もそれぞれ国立公園になっている。 クルシュー砂州には北から南に以下の町村がある。 スミルティネ アルクスニネ(Alksnynė) ヨードクランテ(Juodkrantė) ペルヴァルカ(Pervalka) プレイラ(Preila) ニダ モルスコエ(Morskoe) ルイバチー(Rybachy) レスノエ(Lesnoye) 最初の6つがリトアニア側で、残る3つがロシア側である。クルシュー砂州のロシア側はカリーニングラード州のゼレノグラーツク地区(Zelenogradsk district)に属し、リトアニア側はクライペダ自治体(Klaipėda city municipality とネリンガ自治体(Neringa municipality)にまたがっている。クルシュー砂州には、ロシア側のゼレノグラーツク(Zelenogradsk)とリトアニア側のスミルティネ(Smiltynė)をつなぐ砂州全体を結ぶ一本の道がある。 砂州はリトアニア本土とは繋がっていないので、砂州にあるスミルティネと本土のクライペダを結ぶカーフェリーが運航している。 ニダ ペルヴァルカの住居 スミルティネのフェリー
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