自殺騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 13:03 UTC 版)
「滋賀女子中学生自殺配信事件」の記事における「自殺騒動」の解説
2013年(平成25年)11月24日未明、女子生徒はスマートフォンを使用して、飛び降り自殺の光景を実況中継した。コメント欄には「こんな夜中にどこへ行く」「落ちたらむちゃくちゃ痛いで」と心配や制止のコメントが殺到したが、女子生徒は「ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返し、そのまま飛び降りた。 午前3時55分頃になって、マンションの玄関付近で女子生徒がうつぶせで倒れているのを、新聞配達員の女性が発見して110番通報した。発見時、顔面は損傷しておらず、そばにはマスクと片方の靴が転がっており、足にはまだ温もりが残っていた。約5分後に到着した警察が心臓マッサージを行ったが、女子生徒は既に心肺停止状態で、呼び掛けへの応答はなく、搬送先の病院で約3時間後に死亡が確認された。 また、女子生徒の自室のごみ箱が13階と14階の間の非常階段にあったことなどから、このごみ箱を踏み台にして約1.4メートルの壁を乗り越え、飛び降りたものとみられた。 女子生徒の自殺が報道されると、ネット上では実況中継の自殺は本当の出来事であったとして、騒動が広がった。一方、ネット上の騒動とは裏腹に、大手新聞は動画については一切触れず、最小限の事実の報道に留められたが、J-CASTニュースはこれを、連鎖自殺を防ぐための自主規制と思われるとしている。
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