自民党からのクレーム
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2014年12月、衆議院総選挙の取材の応援で秋田に入り、12月19日付の毎日新聞秋田版の署名記事で「テカテカ光った自民党県連の幹部、オヤジたちの顔だ。当選が決まり、『ありがとう』と言ってはバンザイをし、カメラの前に居並び、乾杯までしている。めでたい、うれしいという無邪気さはどこから来るのか」と記述したが、当該記事に添付された写真には穂積志秋田市長、保守系市議会議員、後援会長らが写っていたのみで、自民党秋田県連の幹部は写っていなかった。 自民党県連はこの記事を含む計7カ所の事実関係について根拠を文書で回答するよう求め、表現について抗議。毎日新聞は2015年1月10日付の秋田版で「『自民党県連の幹部』が『カメラの前に居並び、乾杯までしている』と記し、写真を掲載しましたが、『自民党県連の幹部』はいませんでした。おわびして訂正します」と謝罪・訂正し、ニュースサイトから当該記事を1月9日夜に削除した。 毎日新聞の第三者機関「『開かれた新聞』委員会」での審議において、「テカテカ光った」という表現について「身体的特徴や生理現象についての描写に悪意を感じる」「悪意があると思われても仕方のない部分が散見される」との指摘を受けた。 2015年2月19日、毎日新聞秋田版と福島版にあらためてお詫びが掲載され、「思い込みが強く、悪意とも取れる表現もあり、礼を失する点がありました」と謝罪した。
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