育成と高齢化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:15 UTC 版)
海女になる人の中には、小学生くらいから年長者に遊びながら潜る訓練を受けており、20歳くらいになると10メートルは潜水し、水圧に負けないための独特の呼吸法を会得していく。しかし漁に出ている現役の海女は日本18都道府県で1978年から2010年の32年間で、約7000人減少しており、2160人となっていることが報告された。激減の要因について石原館長は「藻場が荒れ、海女漁の対象となるアワビやサザエなどの資源の減少が大きな影響を与えている」などと分析している。高知県や新潟県、東京都などでは100人以上存在した海女が0人となった。 岩手県久慈市の観光協会では、後継者育成を目的として2005年に地元の女子高生を対象とした海女クラブを設立した。
※この「育成と高齢化」の解説は、「海人」の解説の一部です。
「育成と高齢化」を含む「海人」の記事については、「海人」の概要を参照ください。
- 育成と高齢化のページへのリンク