股くぐり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 23:17 UTC 版)
二人が遊里の客にだれ構わず股くぐりをしかけて喧嘩を売る。長い劇の合間の息抜きの役割をなす。最初は田舎侍と国奴。二人は黙劇で演じる。続いて通人・里暁が出てくる。通人は当世風の当て込みやくすぐりを即興で言い客席を大いに沸かせる。戦後は三代目河原崎権十郎、近年では権十郎が編み出した里暁の型にあらゆるジャンルで磨き抜いた三枚目と舞台上での弁舌巧みな同業いじりで華を添えた十八代目中村勘三郎のものが絶品といわれる。
※この「股くぐり」の解説は、「助六」の解説の一部です。
「股くぐり」を含む「助六」の記事については、「助六」の概要を参照ください。
- 股くぐりのページへのリンク